両親を連れ、県内から宿泊しました。母は脚が悪いこともあってなかなか遠出をしたがらず、「地元なら…」と納得させた上での久々の家族旅行でした。

まずはフロントで「お電話で承っておりました。エレベータ近くの部屋をご希望ですね」との確認があると思っていましたが、それがなく、あわててこちらから確認すると、「あ、そうでしたか」とだけひと言。

少しがっかりしつつ、フロントから長い長いエスカレーターで３Ｆへ。
そこから、民謡が流れる情緒あふれる長い廊下を通って本館へ。
さらにエレベーターで、目的の階に到着し部屋へ向かいました。

フロントから本館まで移動距離があるのはわかった上での宿泊でしたので、せめてエレベーターから近い部屋にとお願いしていたのですが、伝わっていなかったのか、「これぐらいなら大丈夫」と判断された上での部屋割だったのでしょうか。

クレームを言うほどの距離ではないとは思うのですが、事前にそういう希望を受けているのなら、よりエレベーターに近い部屋を提供していただきたかったです。
また、部屋を案内する仲居さんが足早に歩いて行かれたのですが、「脚の悪い人がいるからゆっくりね」と、フロントから仲居さんに告げておくのがサービス業なのではないでしょうか？

お部屋は広いしきれいだし、食事もおいしかったです。
２カ所あるお風呂はゆったりしていて、いろんな種類の浴槽があります。湯上がりの地ビールサービス、アメニティの充実、無料マッサージ器設置、宿泊料金も良心的。館内の至る所に飾ってある工芸品は疲れを癒してくれますし、あの長い廊下（琴参道っていうのですね）は、情緒があって楽しかったです。

…と、その他の面では、ほぼ満点に近い評価だけに残念でした。

★質問★
フロントから本館への移動はあの方法しかないのでしょうか？希望に対する不満はありましたが、その他の面では大変すばらしかったので機会があればまた宿泊したいと思っています。ほかに移動ルートがないのなら、車いすの貸し出しをお願いするか、飛天館への宿泊になるのかな、と考えています。
（でも、１階の大浴場を利用するのなら、本館の方が便利なんですよね…）

【ご利用の宿泊プラン】
夏休みファミリープラン　本館・讃水館・和室
本館　讃水　和室12．5畳