ミニシングルプランを利用しました。部屋は狭いと知った上での予約でしたが、チェックインのときフロントの方が何かこちらの顔色を窺うように「あの…少し狭いお部屋となってございますが、ひと通りのものは揃ってございますので…。」と言うので、これは何かただならぬ部屋だなと察知しました。実際部屋に入ると、何が言いたかったのかよくわかるほどの狭さでした。恐らくもとは物置か何かだったのでしょう。エレベーター横の用具庫みたいな角部屋です。全部（バス・トイレ含めて）で３畳もない感じのところに詰め込んだ形です。ドアを開けると目の前にベッドがあります。ベッドの足側の天井スペースに小さいテレビが上から台に乗って吊されてます。頭側のすぐ隣りにはバストイレのドアがあります。自由に歩けるスペースは半畳ちょっとくらい。確かに泊まるのに必要なものはひと通り揃ってましたので、ただ寝て帰るだけならそれでもまぁ無理ではないのですが、部屋にある小さな窓は隣りの建物の壁と面しているため部屋に陽の光は差し込んできませんし、なによりも壁紙やカーペットにはシミが多く、おまけに照明が暗いので全体的に薄汚い印象を感じざるを得ませんでした。閉塞感は部屋の作り上仕方なくとも、これら清潔感の印象の点は、壁紙やカーペットを張り替えたり照明をもっと増やすなどして改善出来るのではないでしょうか。セキュリティの点も、ドアには普通の鍵穴１つでチェーンもなく少し心配な感じでした。女性には不人気な、不向きな部屋だろうな…と思いました。