随分昔、旧万惣に泊まった事が有り、リニューアルの評判が良く楽しみにしていた。ロビーやレストラン、大浴場等、昔はかなり年季の入った温泉宿の印象が、ガラッと変わる程の良い驚きがあった。
・・・が、部屋を宛がわれて驚愕。
旧館の？解体工事真っ最中で、部屋の窓の真ん前には遮蔽版で何も見えず、数メートル先では重機がガンガン音を立てて作業中。
『これはちょっと酷いな・・・』とフロントに電話すると、担当の女性が『そちらはそういう部屋ですから』と耳を疑う冷たい一言。
イン時に工事・騒音の説明などなく、訳有を我慢して安くするプランでもないし、ましてや満床でもなく事実空いていた。
倒産した前万惣からの大事なリニューアルオープンの筈なのに、こうした接客を平気でする考えが到底理解できない。
事実、部屋替えを強く希望すると、工事場所から１番離れた部屋に。何故、最初から出来ないのだろうか？文句も言えず大人しい客だったらそのままにするのであろうか？
担当者個人なのか宿自体なのか、接客業としての見識を疑ってしまう。
アウト時、ロビーで寛いでいると、何処かの旅行サイトか雑誌社と宿の担当者との会話が耳に入った。
『決して大規模な宿ではないので、お客様一人一人に満足頂けるサービスを・・・』
何か、とても虚しく感じた。
夕朝食のレストランの若い従業員、フロント横で案内や接客を担当していた年配のベルの方、帰りも深々とお辞儀をしてくれた清掃の担当者などなど、気持ちいい接客をする従業員も多数おられるのに、一人の心ない対応が残念でならない。

評価

• 総合3
• サービス1
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人

宿泊年月

2017年06月