丹後半島にある夕日ヶ浦温泉は、大阪からのアクセスが良く、何度も訪れています。
字数の制限があるため、改善すべき点のみに限定します。
１）食事処
　　夕日を眺めながら食事が出来るものと考えていましたが、既存の建物をリフォームしたという構造上の制約があるためでしょうか、快適とは言いがたい、窓の無い、閉鎖的な部屋となっており、船底にある船室みたいな部屋に押し込められた感じがします。客船の客室に喩えて述べると、「アウトサイド（外側の窓付き）」程度とすべきで、最低でも、庭の景色を眺められるように、早急に、改装すべきです。
２）部屋付の露天風呂？
　　・露天風呂付と称していますが、実際は、露天風呂ではありません。社会通念上、露天風呂とは、野外、屋外に設置された屋根、囲いを設けない風呂を意味します。又、屋内にある浴槽でも、浴槽の2面以上の壁が、床から天井までガラスであるか、開放できる窓である場合、半露天風呂と称しています。露天風呂でのリフレッシュを期待して訪れる人が多いと思うのですが・・・。
　　・温度の調節が面倒です。深夜、高温になっており、水の蛇口が無く、温度調節ができず、シャワーを使い、水を入れております。宿側で温度調節する意思が無いのであれば、高温の温泉と水が出る二つの蛇口を付けて欲しいです。
３）客室に不必要な段差が多すぎます。
　　・風呂へ行くためには、階段を降りなければなりません。
　　・トイレの使い勝手が悪く、客室玄関でわざわざ履き物を履かないと行けません。
　　何故、客室と同一レベルとしないのか？　バリアフリーまでとは言わないが、可能な限り、段差を無くす努力をすべきです。「居抜き改装」かと、疑ってしまいます。
４）共同浴場の海側露天風呂
　　旅館案内には、インフィニティ風呂と記載されています。感覚には個人差がありますが、不完全なものです。完全なインフィニティであれば、風呂が海・空とシームレスに繋がり、ほぼ一体化しており、爽快感を感じることが出来ます。その為には、浴槽の縁にテーパーを付け、お湯をオーバーフローさせ、縁が無いように工夫しなければなりません。当館の場合、浴槽と海との間に視界を遮る物、庭、垣根、砂浜などがあり、基本的に無理があります。果てしなく広がる日本海の地平線を見渡せるものと期待したのですが、残念な結果です。

評価

• 総合3
• サービス3
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂2
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2019年08月