幾多のホテル、旅館を利用してきましたが、最低最悪の旅館です。

戦後の安旅館そのままという感じで、部屋には今時エアコンなし、バス、トイレは共用。
５０年前の学生下宿のようなブリキ製の洗面台横のトイレは、タイル張りで、脱ぎ散らかした
スリッパが旅行気分を台無しにしてしまいます。

当然エレベータなどなく、重い荷物を二階まで持ち上げると、部屋はいきなりタバコ臭く、
ヤニ色の壁紙に、全体がヤニ色の扇風機、サッシュや非常灯は埃だらけで手で触れるのがはばかられるほど。

へやにあった小型のシャープの液晶テレビのリモコンは、何者かわからない、茶色い汚れが
こびりついていて、不愉快でした。

部屋のカギは数十年前のノブのボタンを押して回しかけるタイプで、とても不安。
建付けが悪いので、隣の部屋の声や、廊下を歩く音が筒抜けで、落ち着けたものではありません。
夜は、近所のスナックのカラオケの音がいつまでも聞こえ、窓は薄ーい一枚窓で、
エアコンがなく暑いのを我慢して閉めていてもへたくそな演歌が聞こえてきてよく寝られませんでした。

この’以木以（いこい）’という旅館、二度と利用しないのは当然ですが、
もともと一見客がほとんどだからということで、まともな運営をしていないのではないかと
考えたくなるほどひどかったです。

フロントの方は、チェックインの際に敬語がおかしかったのはまあよいとして、
チェックアウトの際、お世話になりました、と言って鍵を返却した際にはまさかの
完全無言。おはようのあいさつも、感謝のひとこともなく。

もう一度書きます。最低最悪の旅館でした。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋1
• 設備・アメニティ1
• 風呂1
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2022年08月