ご利用のお部屋は私が小学生の時に増築した建物で、当時は新館と呼んでいましたが何時の間にか55年も経ちました。本館の方は大正末の重厚な建物で、文化財に負けない良い材料を使用していますが、新館は戦後物の無い時代の安普請です。落ち着かれたとのことですが、洋風が嫌いで木造に拘っている頑固おやじにとって何より励みになります。夕食は市内の高級寿司店で、食事は朝食だけでしたがきれいに残さず食べていただき有難うございました。ただ焼魚の皮だけが残っていましたが、実は魚の一番美味しいのは皮なのです。これからは皮も食べるようにしましょう。　館主兼番頭　佐藤