国内で温泉湧出量がトップクラスに位置付けている伊東市は、西の別府市や東の草津町と比較して、派手さというか、目立ち度が今一つだ。なぜなんだろうと考えると、それは伊東市の「普通さ」に由来するのではと思いついた。普通の市民の普通のつましい生活感が漂う温泉地なのだ。派手さはないが、かつて普通とされた日本人の暮らしがそこにある。今時こんな普通の観光地がほかにあるだろうか。派手な客寄せイベントはない。静かだが暖かい人情の通う町、それが伊東市であり、その普通さを代表する宿がここ大東館です。普通に素晴らしい源泉を四本も自ら保有して、普通にお湯をいつくしんで湯守をする。従業員は、フロント、お部屋担当を問わず、派手なパフォーマンスはないが、誠実な仕事ぶりが共通している。おすすめの宿です。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年02月