山の中腹、高台にある大きなホテルです。建物自体は時代を感じさせるところも多々ある感じで、バブル期は結構賑わったんだろうなと思わせます。
建物自体もですが、スタッフも皆さんご高齢で、以前はずいぶん賑わってたんですよとお話も聞かせていただきました。チェックイン後は“外したかなぁ…。”との思いに駆られましたが、いいところもあちこちに。
何といっても立地の良さで、部屋からの開けた眺めが気持ちよかったです。
一番良かったのがお風呂です。後から増改築で作られたと思われますが、広くてまだまだキレイな印象。湯加減もいい感じの温度で、何度もゆっくりと浸かっていたいお風呂でした。
食事も値段から考えたらボリュームもありました。お酒もついた飲み放題プランもあるので、大人数の旅行や親子三世代の家族旅行なんかにはいいのではと感じました。朝食は暖かいものを用意していただいたところに自身で選べるハーフバイキング方式なので、若い方でも満足できるのでは。
“動く回廊”などのバブルの名残の様な施設もありながら、テントスペースやロッジなども敷地内に作られていて、時代の変化でホテル自体もいろいろと試行錯誤しながら設備や業態を変化させながら頑張っていると思いました。
小さなお子さんをつれた家族連れや学生のような若いカップルの姿もちらちらと見受けられました。

最初の印象は、ちょっと残念なお宿かなぁとさえ思いましたが、これがなかなか居心地のいい、好パフォーマンスの印象でチェックアウトしました。
少々古くはありますが、お財布に優しく、広いお風呂がとっても気持ちよいホテルでした。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年11月