レビューから今は貴重ともいえる旧き良き時代の風情をそのまま残す宿であることがうかがえたので、とても楽しみにしていたし、実際泊まってみて大正か昭和初期にでもタイムスリップしたかのようにわくわくしました。
普段はビジネスホテルやカプセルホテルを利用することが多いので、古い木造の味のあるアンティークさはむしろとても鮮烈でした。
1・2階とも廊下の片側がショーケースになっていて様々な骨董・美術品がある意味雑然と陳列されているのが面白かったし、中庭を「日」の字状に廊下が区切った先にお風呂やトイレがあるのも興味深い造りでした。

朝食のみでの宿泊でしたが、女将さんに夕食のできる近くの定食屋さんを教えてもらえたので特に不自由はしませんでした。
お風呂も希望の時間に合わせて都合してもらえたし、翌朝7時台のバスに乗れるように早めに朝食を用意していただくなど、手間のかかる単身客にもかかわらずいろいろ気遣いをしていただいて大変お世話になりました。
朝食も佐渡らしい内容の8品で朝からとてもご飯が進みました。

立地は両津港からバス停2区間で徒歩10分圏内、宿のちょうど前が「若宮通」のバス停で相川や佐和田BSへは直通で行け、路線バスで旅する基点としてとても便利でした。

長い歴史を重ねたお宿、ぜひこれからも頑張って続けていってほしいと思います。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2013年03月