総合的に、昔ながらの雰囲気が良い宿で、設備やフロントの対応は良かったのですが、函館の客室供給過多による経営の厳しさが感じられました。

ホテルに到着したら、フロントにいた女将さんが親切に迎え入れてくださいました。チェックイン時に女将さんからの案内でドライヤーを貸していただきました。また、ちょっとしたチョコレット菓子も頂きました。甘党なので、嬉しかったです。

部屋は一番安くて狭い部屋を予約したのですが、広々とした部屋にアップグレードしていただき、とても快適に過ごせました。ただ、風呂は一般的なユニットバスで狭かったです。館内は静かでした。Wi-Fiルーターは廊下にあるようでしたが、部屋内の殆どの場所からWi-Fi接続できました。

朝食は、食事内容（食パン、ゆで卵、函館牛乳、コーヒーか紅茶）については満足したのですが、朝食会場が暖房がついておらず、寒かったです。ちなみに、私が泊まったのは10月22日～23日で、函館の最低気温は6.3℃でした。まだ完全には寒くなっていない時期でしたし、北海道の宿は冬は暖房代を取られることも多いですが、今回は取られていないので、仕方ないのかなと思います。朝食会場にはアニメグッズがたくさんあったので、背景が気になりました。

チェックアウト時にはフロントにいたご主人にスムーズに対応していただきました。その時、荷物をお預けしたのですが、数時間後荷物を取りに行ったら、フロントに誰もおらず、焦りました。ホテルの人手が足りず、ご主人は部屋の清掃作業等に当たっていたと推察します。このようなことがありますので、チェックアウト後に荷物を預ける方は気を付けてください。

コロナ前は使えたという家族風呂が再び使えるようになれば、個人的にはとても魅力的な宿だと思います。しかし、宿泊費が安く、人手は足りない状況下で、家族風呂を再開することは難しいのではないかと思います。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂3
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年10月