最も広い部屋だったので評価も非常によかったので予約しました。チェックイン時、フロントとエレベーターの中にかなりの数の蚊がおり、嫌な予感がしたのですが、室内に入ると案の定、目視で30匹以上の蚊がいました。そして、10月に暖房がかかった室内が暑すぎました。エアコンを冷房運転に変更できなかったので、フロントで冷房への切り替え依頼したところ、無理なので窓を開けるように指示されました。窓を開けるとさらに蚊がはいってくるのではと懸念を示すと、網戸を使えと言われました。しかし、引き戸タイプの部屋の網戸は下のレールが一部外れていて隙間があり、どうやらそこから蚊が侵入してきているようでした。フロントに室内に既にいる蚊の件を伝えても改善対応はありませんでした。

室内の蚊と戦うためにコンビニに向かいました。しかし10月の北海道はもう殺虫剤等は取り扱っておらず苦労を強いられました。コンビニをいくつもはしごしてやっと殺虫剤と蚊取り線香を手に入れました。部屋で殺虫剤を噴射し、蚊取り線香を焚き、1時間ほどかけてなんとかすべての蚊を撃退しました。殺虫剤の殺虫能力が低いのか、北海道の蚊が強靭なのかわかりませんが、蚊はなかなか殲滅せず、殺虫剤をまるまる1本使い切りました。窓は開けて(壊れた網戸をして)いましたが、蚊と激戦を交えた家族は気分が悪くなりました。

部屋は、車椅子利用者に特化したもので、トイレの便器は複数あるが、一方で洗面所はなく(ごくごく小さな洗面台のみある)、お風呂は広いが着替えを置くスペースはありませんでした。しかたなく、お風呂場の隅に着替えをおいてお風呂に入った家族は、シャワーのしぶきで着替えをすべて濡らしてしまいました。ビショビショに濡れたパンツをはいてお風呂から出てきた家族が、しょんぼりしながらベッドのシーツをめくったところ、そこに血液のような汚れを見つけました。まじかよ。

我慢の限界でした。この施設の管理体制を疑いました。明日の朝目覚めたら、ノミやダニにさされまくっているのではないか、と心底不安になりました。結局私たちは宿泊せずにチェックアウトしました。結果、16,000円ほどのお金を払って蚊と戦うという意味不明な結果になりました。この施設の利用評価がなぜ高いのかまったくもって理解できません。

野宿よりもマシ、という期待値の宿泊施設です。

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2022年10月