浅草から特急を使わずに３時間ほどで東武線鬼怒川温泉に。「川俣温泉入口」までは更にそこからバスで１時間半。いくつかのダムを眺めたり渡ったり。山間鬼怒川の上流に宿はあります。
バス停からは川の方に坂道を２００mくらい下ったところに宿があります。
外観は特徴無く、昭和後期の民宿然とした趣き。
玄関を入るとソファーがいくつかあるロビー。やはり昭和な感じです。
受付で宿の人を呼ぶとお婆ちゃんが奥から。更に宿のご主人が呼ばれます。
部屋の場所、お風呂の場所、貸切風呂のお約束、ご飯は食堂で窓を聞かされ鍵を渡されます。
階段を上り二階まで。部屋は掃除の行き届いた広い和室で、目の前の鬼怒川支流の対岸には３０mぐらいの小山が。眺望良し。Wifiはok。トイレはウォシュレット。欲しいものは全て満たされました。
遅い投宿でしたので、直ぐに夕食。館内放送で食堂に参集との事。
この日は５-６組程のお客さん。子供連れご家族様二組と女ひとり旅。歳が離れたカップル。若いカップル。私。
ミステリーなら誰かが殺害されるようなメンツでした。
お料理はいくつも出たのですが、メインはイワナの塩焼き。客人数が大人数だったので、ほんのり暖かい程度に冷めてしまっていましたが、とは言え凄く美味しい。しかもデカい！
一人で泊っても直ぐにラインで友達に。寂しくない。寂しくない。
おいしい食事を終え、部屋で一休みした後に温泉へ。ロビーを横切り数段降りたところが浴場。
まずは内風呂。お、意外とアチチな温度。温泉好きは熱目が好きなので大歓迎です。
しばらく楽しんだ後上がります。脱衣所でふとガラス扉に気づきます。壁のスイッチを付けると、あ、露天風呂への廊下。
浴衣をひっかけながら進むと、はたして露天風呂が。小山を目の前に川のせせらぎと満天の星空。
リーズナブルで都心からも遠くなく、おいしい食事とたっぷりな野趣温泉。いい宿でした。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2020年01月