退職後、妻と道内温泉巡り二年目。温泉が主目的で一泊二食付7～8000円程度のホテルを回っています。この価格帯では殆どのホテルがバイキングですが、どこも工夫して頑張っています。今回はオーロラ号岬コース付で一泊二食17400円。オーロラ号6500円（原価5000円？）を差し引いても11000～12000円の高価格コース。
【温泉】海岸そばの温泉はこんなものでしょう。岩盤浴は女湯のみ、男湯にはなし。
【設備・部屋】全てきれいで申し分なし。防音だけが不満。隣室の声がハッキリ聞こえる。
【スタッフ】対応は完璧。
【食事】ここが大問題！天下のウトロ港が目前、高価格コースということで、私が経験した10ヶ所ほどのホテルバイキングとは格段の差があろうと期待していたが、山の中の7000円のホテルと同程度でガッカリ。そればかりか
・焼きホッケ：脂に臭いがつき、食用には不向き。妻がはき出したので私は口にせず。
・鍋用サケ　：鍋用とはいえマズすぎ。細かく切ってあったので鮭・鱒の判別不能。
・コーヒー　：今までのホテル中最悪・マズイ
・ポテトサラダ：長い髪の毛が混入。練り込まれていたので客の毛ではない（6月8日朝）
道外観光客はあのホッケ・サケ(鱒？）を「本場の味」として食したのだろうか？
ホッケは羅臼と礼文、鮭は知床近海がトップ、これ常識。シロ鮭がもう定置網に入っているでしょう。何故、好立地の魚で勝負しないのか？カニとイクラで観光客を喜ばせているのかと予想していたがそれも無かった。
他の温泉地に比べコストパフォーマンスが極めて低いという印象です。
「食事がおいしかった」と多くの口コミがあります、きっと道外の人あるいは道民でも都市部のスーパーの魚を食べている人でしょう。私の常識では、お店でも家庭でも脂焼けしたホッケを食べさせることはありえません。ウトロのホテル・観光船・観光協会・海産物店全てが「知床」の名声に胡座をかいていませんか？　あの歌がヒットしすぎ、自然遺産登録が追い打ちをかけたのでしょうね。
最果ての地；知床まで来てくれた客にあのマズイ魚はありえない。「湖や滝なら写真やDVDでも観られるが、旬の美味しい海産物は知床に来て頂かないと」くらいのプライドをもって頂きたい。知床が一番の憧れの観光地であり続けることが我々道民の願いです。

評価

• 総合2
• サービス3
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年06月