1.フロント回りやダイニングは改修し綺麗だが、旧館のスタンダード和室はあまりに古く、旅行気分を台無しにする水準。泊まるなら新館がお薦め。
2.料理はそれなりに工夫しているが、知床トレッキングに疲れた客に、重たい盆と皿を持たせてずっと立たせ、列に並ばせ、歩かせ、更にはアルコールまで、自分で注文に出向き持ち帰るバイキングスタイルは相当に醜いレベル。チーズを溶かした折角のラクレット料理は、席に戻った頃には硬いチーズに逆戻り。一見、立派なダイニングだが、ローコスト経営を志向しすぎ。客の中には、廊下スペースにまで用意したテーブルに案内され、廊下ゆえの暗い照明の中で家族団らんでの旅の食事を強いられている者も多くいた。ホールスタッフの多くは立ったままで、動くのは席への案内と片付けのみ。ダイニングホール内は客が忙しく動き回り、スタッフが暇そうに立つ構図。席数も詰め込み過ぎのため、1泊目の私の夕食時の席は残飯の片づけを1.5メートル先にずっと見ながらの食事となった。朝食はバイキングコーナーから30メートル近く離れた、靴を脱いであがる半個室に案内され、相当に閉口。料理の乗った盆を持ったまま、どうやって靴を脱げというのか？客の目線に立っておらず、思考が停止している。
3.総じて、ホームページを含め、外に映るところは今風に仕上げ、チェックイン客にハッカの効いたおしぼりを渡すなどの格好もつけているが、おもてなしの内実の伴わない残念なホテルというのが率直な印象。それとも、夏の知床に私が高望みしすぎか・・。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋1
• 設備・アメニティ1
• 風呂3
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年08月