気持ちよくお迎えしようという努力は垣間見られましたが、全体的に空回っている印象でした。

特に気になったのが朝食です。
干物と練り物の炙りバイキングという言葉から想像するような、内容ではありませんでした。
干物と練り物は座席までスタッフさんが配膳するシステムだったのですが、食事が始まっても一向に提供されず、やっと提供されたのは、こちらの箸が完全に止まっているようなタイミングでした。
二巡目以降であったり、忙しい時間帯ならある程度理解はできますが、朝食開始直後で、そこまで混み合っていないにも関わらず何故ここまで時間がかかるのか、あのような準備不足の状態でお迎えするのが常なのであれば、チェックイン時に朝食の時間を聞き取るのは逆効果だと思います。
また、やっと出てきた干物と練り物が冷めていたので、何のための待ち時間だったのか分からず、より残念な気持ちになりました。

練り物に関しては２名に対してミートボールサイズのものが３個（３種類の練り物を１個ずつ）提供されたのですが、あの出し方をするであれば、切り分けておいた方がよいのではないでしょうか。
今まで使っていた箸で切り分けるか、一口ずつ噛んで分けるか、というような選択は、全ての人に受け入れられるスタイルではないと思うので…

案内の際、系列ホテルでしている次回予約の話題をされたことから考えても『一緒に旅行している間柄だから、食事も話題も何でも共有OK』というような認識をされているのかな、と思うような場面が何度かありましたが、次回予約がサプライズである可能性や、同伴者が別の人だったり、その話題を共有したくない可能性も考えられるので、不用意に話題に出すべきではないと思います。
スタッフさんは良かれと思って話題にしたのだと思いますが、サービスマンとしては少し考えが足りないのではないでしょうか。
高級ホテルというわけではないので、値段相応かなと思う部分もありましたが、有名ホテルグループだと少なからず接遇面に期待してしまう部分がありますし、気持ちよくお迎えしようという努力が垣間見られただけに、努力の方向が勿体無いなと思ったので、苦言ばかりで申し訳ないですが書かせていただきました。

こちらのホテルに再訪することはないですが、系列ホテルで予約をしているため、次回は気持ちよく過ごせることを願っています。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地3
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

友達

宿泊年月

2019年07月