8月最初の日曜日、貴重な海水浴シーズンの最中だったが、コロナ禍のため宿泊客は4組11人だった。コンビニをはじめ商店は近くにはない。
廃校となった小学校校舎ながら快適にリフォームされている。しかし、基本的に木造のため防音性は劣り、部屋の前の廊下を子供が走る音などはそのまま伝わる。客室にテレビが設置されていないのは騒音対策として正解だろう。今回の場合、隣室が初老の夫婦であったためその声が聞こえることは無かったが。
食事は魚料理がメインで食べきれない程。ただし、特にこれが特徴で美味というものは無いように思われる。
大浴場は海が見える別棟にあり、砂浜から屋外のシャワー（温水）で砂を落としてそのまま入れるように工夫してある。丁度満月近くだったため、海面に映る月を浴槽から楽しむことができた。隣には、地元ブドウを使用して造る小さなワイン工場（収穫時期だけ稼働し公開はしていない）がある。
宿泊客が少なかったので、快適に過ごすことができたが、通常の繁忙期であれば、騒音やサービスの面で問題が生じたかもしれない。廃校の小学校を改装した宿泊施設ということで、どうしてもリゾートホテルと比べれば快適性・機能性の面で劣ることはいたしかたない。砂浜も小さく快適なビーチとは言えない。
改装して日も浅く、設備も新しい。町興しを応援し、古い建物を楽しむ余裕があれば十分に満足できる施設ではある。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年08月