１０月１１日。函館、青森、盛岡、花巻、釜石、気仙沼と周り、猊鼻渓から平泉に来る。１５日間の旅行の後半である。旅館は平泉の駅から少し遠い。
旅館には正午頃着いたため、チェックイン前に中尊寺を見に行く。これも思ったより距離がある。旅館に戻り３時にチェックイン。確か２０２号室。二階の２号室とうこと。部屋に入るなり、布団隅においてある。あまり気持ちのいいものではない。そして狭い。薄い布団が一枚であったので押し入れからもう一枚出して二枚にした。そして最悪だったのはグーングーングーンとする音である。いつかはやむだろうと思っていたがこれが甘かった。一晩中唸っていた。宿主に連絡しようにも案内には午後１０時以降は連絡ができないため、耳にティッシュを詰め朝まで我慢した。朝、原因を探りに階下に降りで見ると、そこは風呂場であって、その温水循環のためのポンプが唸っていた。濾過のためのポンプであろうとは思うのだが、睡眠に害するので１０時以降は止めるべきである。宿主が一度２０２号で寝てみると良い。
評判の料理は味が一辺倒である。量は多い。その分一品一品の配慮が欠ける。一品ごとの味は中流と言える。また全体に味が重いので、それぞれの素材の味が生かされていない。お品書きにデザートとあったがなかなか来ないため、部屋に戻る。食堂を出る際、盆を持った仲居さんが顎で私を呼ぶような気がした。それは当たったようで部屋に戻るなり、仲居さんがデザートを持って来て、「まだ食べれますか」と聞かれたため、いいですと断った。本来であれば、食べる食べないは別として、「遅れてすみませんでした。デザートをお持ちしましたので良かったら召し上がってください」と言っておいていけばとつくづく思ったのである。そのことがあってからの夜中のポンプ音なので、この宿の思い出はよくないのである。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地3
• 部屋1
• 設備・アメニティ2
• 風呂2
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2021年10月