近くなので普段は立ち寄りで利用していましたが、もっとのんびり過ごしたいと思い宿泊しました。
基本的にセルフで、お客さん主体であることは「湯治」の雰囲気としてむしろいいものです。和室に敷かれた布団は畳に直接ではなく、低い台の上に敷かれていました。ベッドほどではありませんが、少しでも高いと身体を起こしやすい感じがしました。空の冷蔵庫もありがたいです。トイレは洗浄機能なしなので好みが分かれそうですが、個人的には気になりません。古い宿をリノベーションしたのですから、理解の範疇です。
お風呂は立ち寄りで数回利用しているので文句なし。ただ、お湯の温度がいつもより熱い気がしました。熱いお湯が苦手な方は辛かったかも知れないですが、源泉100%を体感できる喜びがあります。
夕食はセットがありませんが、お風呂前の飲食できるスペースを利用し、買ってきたものを食べることができます。電子レンジ、水、お茶、皿、フライパン、鍋などがあり、自由に使うことができるので便利です。
朝食は２段になったお弁当スタイルで、ご飯、味噌汁、温泉玉子などはミニビュッフェ式。水、ミルク、ジュースもありましたが、コーヒーや紅茶はありませんでした。でもプチ湯治ですからこれだけでも十分すぎるほどです。
地元でも立ち寄りだけでなく、たまには環境を変えてのんびり過ごすことはいいことだと思いました。チェックアウト後はそのまま仕事に行けることも近いからこそです。気軽に利用できる宿として、今後も利用したいです。

但し、気になる点もあります。それは周囲の食事スポット。
近くに食堂が数件ありますが、夕方６時でほぼ閉店。夜に開くだろうと思った居酒屋も開かず終い。離れた場所にレストランはあるのですが、わざわざクルマで移動する気にもならずコンビニで買ったものを食べることになりました。次はもっと湯治の雰囲気を味わうため、食材と食器を持参して伺おうと思います。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

その他

同伴者

家族

宿泊年月

2020年03月