11月24・25日の日程で、母とお世話になりました。
新婚時の宿泊など、母にとっては思い出のホテルでしたので、私なりのプレゼントのつもりでした。
文化財そのものの広い部屋で、洋風のバスダブのお風呂もゆったりしていました。お湯も良くて母も満足だったようです。
ただ、一つ残念だったのがダイニングでのディナーでした。コンソメスープは昔のままの味だ、と母は喜んでおりましたが、サービスが期待と違ったようです。例えば、若いウェイトレスさんに対応していただいたのですが『お肉の焼き方は？』と聞かれたので『レアとミディアムの間ぐらい』と答えたら困ったような顔をされたのは母と思わず苦笑してしまいました。見回すと研修生のような若い方が多く、ずいぶん雰囲気が昔と違っていたようです。以前にグリルの食事付のプランで宿泊したことがありますが、サービスはグリルでのほうが良かったような気がします。
私も母もこんどはグレードアップして、ダイニングの食事、と期待しすぎてしまったのかもしれません。確かに２食付で２万円はリーズナブルな部類ですね...。
いずれにせよ、建物そのものが文化財で、東京の新しいホテルにはない、まだ戦前の雰囲気があちこちに残る不思議な空間が満喫できます。一度は泊まってみる価値のあるホテルだと思います。