季譜の里の女将でございます。この度は、お客様が楽しみにして来られた温泉で、お客様にゆっくりしていただけなかった事、その後の対応が適切でなかった事に深くお詫びをさせて頂きます。
ただ、私の気持ちが他人事などのようなものではなかった事だけは、聞いてくださればと思い直接返信させていただきました。
私がお食事どころへ挨拶に参った時に、お客様からこの度のお話を聞かせて頂き大変驚きました。なぜなら、お客様が入館されてから私が挨拶に伺うまでに起きたお客様のクレームやトラブルはどんな小さなことでもいつも私のところに上がってくるので、この度のようなことはいつも必ず把握しているつもりでした。ですから、お話を伺った時は、私は何度も謝罪させて頂きました。それは私が本当に申し訳ないと思った気持ちがありましたから確かにそうさせて頂きました。これは他の方もご覧になるものなので、それだけはきちんとお伝えさせてください。
その後は、フロントへ確認に行き、すぐに設備係が修理し30分間正常に運転していること、それからいつも1時間毎に確認に行っている等の報告を受けました。
そして、お客様のところへ戻り、その様子を説明し、もう一度謝罪をし、もう一度お風呂にお入りいただけますでしょうかと申し上げました。普段でしたら、翌朝もお詫びを申し上げるのですが、その日は湯郷のお雛飾りの行事で朝から席を外しておりました。大変申し訳ありません。
わたしが何を申し上げようと、お客様のお気持ちが晴れなければ、ゆっくりして頂き、満足して帰って頂かなければ私どもの仕事としては失格だという事は重々承知です。
今後の改善としては、お風呂の温度測定器の修理。フロントスタッフへの連絡の重要性の徹底などをしっかりと行って行きたいと思います。改めまして、この度は大変申し訳ございませんでした。