まず、一言で言えばホテルではありません。
　一通りのものは揃っているので、泊まる分には問題ありません。ただし、一泊できる貸アパートであって、宿泊施設として温もりを感じることはありません。
　ベッドをはじめとして調度品は一般家庭にあるものです。また、配置が悪くてくつろげません。自分で動かしなさいということなのかもしれません。
　全体的にお掃除は出来ているけれど、浴室までは行き届いていないし、スリッパは汚れていて履く気になれません。
　予約してからメールを読んでわかったことですが、セルフチェックインと言って、チェックインするためには、電話をかけて暗証番号を聞いて鍵箱からお部屋の鍵をとり出さなくてはならないのですが、耳が聞こえない自分は電話をかけることはできないので途方に暮れてしましました。先月の携帯更新で、何かの役に立つかもとたまたま音声通話サービスのあるプランに変えていたので、電話をかけて困っていることを一方的に何度か復唱したら、伝わったみたいで、オーナーが車で来てくれました。
　来てくれたのはいいのだけど、「あなたの電話が非通知なのでメールを送れなかった」と責められました。自転車旅でしたが、荷物を下ろしているのに、自転車邪魔だから早くこっちに動かせとしつこく言っていたみたいです。駐車場が月極だからなのか事情はわかりませんが。
　地元の方が副業やらでアパートを宿として提供しているようなので、利用者の都合なんて考えないのだろうなぁと感じました。まったく聞こえない聴覚障害者が電話をかけますか？うけますか？。電話番号通知以前のもんだいです。
　こちらのセルフチェックインというシステムそのものが、障害者に配慮のない差別的なシステムです。故に、バリアフリーなんて皆無。もし、車椅子の方が来られたら、ドア前までたどり着くことはできません。少なくとも、「車椅子の方、お耳が不自由な方はご予約いただけません」くらいは明記してほしいです。それなりに批判は受けるでしょうけど、事実なので仕方ありません。
　解決方法は、連絡先にメールアドレスを追加する、入口にスロープを設置する、予約があった部屋の玄関の外電灯は点けておく、だけでいいのですが。配慮がありません。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋2
• 設備・アメニティ1
• 風呂-
• 食事-

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人

宿泊年月

2022年03月