まずはチェックインの煩雑さ。本人確認だけで長い時間を取られるだけでなく、暗証番号が玄関、ロッカー、部屋と３つも存在する。
予約から実際宿泊するまでメールが５通来るが、玄関の暗証番号は予約直後の２通目のメールに小さく記載されているだけ。予約が早いほどこの番号を探すのは至難だ。ロッカーのそれは４通目。部屋のそれは５通目だ。スマホで小さな文字の長文メールを何通も読まないと部屋に入ることができないなんて…。
ちなみに玄関のパスワードは郵便番号の末尾４桁と同じ。これでセキュリティと言えるの？　それこそ宿泊者毎に番号を変えないと意味がない(笑)。

部屋は広く、一見オシャレだが、導線が全くダメ。トイレと洗面所が直結してないため、用を足したあと、ドアノブを２回（トイレ⇒部屋⇒洗面所）触らないと洗面所にいけない。ベッドから部屋の灯りを消せないから寝る前に電気を消しに起き上がらなくてはならない。起きる時も然り。
風呂はなくシャワーだけ。普通シャワーだけのホテルは大浴場があるものだが、それがない。
洗濯機は２機あったがどちらも毛詰まりのアラートのU3表示が繰り返されることで乾燥ができず、結局３時間も無駄にした。
駐車場はたった２台。これだけの部屋数のホテルの駐車場がたった２台！？　コイン駐車場が近くに空きがなく、結局小樽の急坂を重たい荷物を持って往復する羽目になった。
駅には近くとも坂の下。観光の目玉の小樽運河は遥か彼方。これだけで外出気力が萎えた。

無人ホテルのメリットは経営側にしかなく、利用者には何一つ恩恵はない。

楽しいはずの北海道の旅行がこの欠陥だらけの宿泊施設で台無しになった気分。

評価

• 総合5
• サービス3
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2023年06月