お気に召さない点がありましたこと、大変、遺憾に存じます。投稿者様のご期待に沿えなかった点は、メリットよりもデメリットの方が大きいと前もって判断済みでございまして、今後も運用を変更する予定はございません。詳細を記載させていただくことで、貴重なご意見へのご返礼とさせていただきたく存じます。まず、ルームキーは、客室をお出になられる時にご携行いただく必要がございます。エレベーターを呼び出す際に必要となるためです。１枚のみをお貸し出ししている理由は、利便性よりも何よりも、まず、お客様のご滞在中の安全を確保することが、幣ホテルとして最も重要なことと考えているためです。幣ホテルは人通りの多い商店街内で無人運営しております。ただし、無人運営であっても、どなた様にも安心してお過ごしいただけるようにする。これが幣ホテルの責務にございます。そのために、エレベーターの呼び出し、客室へのご入室、いずれもルームキーを必須としました。ルームキーを２枚お渡しすれば、確かにご利用中、便利かと存じます。しかし、１枚を意図せずご紛失なされても、もう１枚あるから大丈夫、とはなりません。例えば、暴漢が、ご紛失なされた１枚を拾得されれば、どのフロアにも無断で立ち入ることができ、客室前で女性宿泊者の帰りを待ち構えることが可能です（これは例えであり、男性を邪視するものではありません）。館内の安全確保は運営者の役目。危険と隣り合わせの便利さよりも、まずは安全性を重視し、１枚をお貸し出しさせていただく運用としております。このような施設運営方針にご理解を下さいますと幸いに存じます。カゴの設置についてですが、脱衣所は狭隘なため、カゴを踏みつけてお怪我をなされるリスクを鑑み、設置を避けた次第です。タオルなどをお掛けいただけるフックを人数分、脱衣所内にご用意してございますので、ご活用くださいますと幸いに存じます。４名様などのファミリーやグループの皆様が同室でお泊りいただける点をご重視なさるかどうかによって、ご宿泊施設の選び方は変わると存じますが、幣ホテルは、同室でお過ごせることこそ旅の思い出に欠かせないとのお考えのお客様方にご支持いただき、今日まで営業して参ることができました。今後も、こうした価値観を大切になされるお客様に寄り添い、運営して参る所存です。この度はご家族連れでのご利用、誠にありがとうございました。