この度は多数ございますホテルより、せっかく当ホテルをお選びいただきましたのに、大変な不備でお客様にご不快な思いとご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
　この日にお客様がご宿泊されたお部屋の掃除を担当した客室清掃係と客室清掃現場責任者とを呼んで、この日のお掃除の状況と何故このような不備があったのかを確認致しました。
　ベットメイクなどを先に行なった後、バスルームと洗面の拭き上げを行いながら最終点検を行なうのが通常の流れでございますが、拭き上げと最終点検を行なった、お掃除を完了させたお部屋と思い込んだまま最終確認をせずにお部屋のドアを閉めてしまったとのことでございました。お客様のおっしゃるとおりでございます。バスルームの掃除がそのまま抜けておったのです。
　この様なミスは絶対にあってはならない初歩的なミスであり、確認作業を怠ったと言う意識の欠如で許されないことでございます。
　清掃委託会社の責任者に連絡を取り、新しい更に細やかな客室清掃チェックシートを作成し、本日の朝よりシートに基づいて全清掃者に再度の徹底、それ以上に一人一人の意識の持ち方・取り組みに問うて厳しい注意を行いました。
　何度お詫び申し上げても足りることのない、大変なご無礼を誠に申し訳ございませんでした。教育や点検の不行き届きでございます。恥ずかしい、悔しい思いでいっぱいでございます。
「ありきたりなお詫びだけで終わりたくない」と強く思っております。本日出来ることを行いましたが、本日の状態を継続することをお客様と自分の心に約束したいと存じます。
この度は誠に申し訳ございませんでした。

副支配人　渡真利