こんなにゆったりと寛ぎの時間を過ごせたのは久しぶりでした。お部屋に入るとまず川の流れる音。思わず窓に駆け寄らずにはいられないくらい。綺麗な川がもうすぐそこ。こんなに近いのか。窓から釣糸を垂らしたくなるくらい。
お風呂は蛇口からは、え、いいの、と思うほど源泉がジャバジャバとこれでもかと思う程にかけ流されていました。夜中も入りましたが夜中もその勢いは変わらず笑
お風呂の窓を全開にしてこれまた目の前をザワザワと流れる川と空気を全身で感じて。露天風呂があったらもう最高です。
地のものを使ったお食事はひとつひとつ味付けが上品で全体のバランスがよく丁寧に作られているのがわかります。お部屋でゆっくり味わいました。
手におさまりの良い器たち。有田焼なのでしょうか。にも楽しませてもらい、もう満足と思ったけど片付けていただいたあと、最後にかわいいデザートが。コーヒーゼリーにシュークリーム五月に初物の小振りのすいかがガラスのお皿に盛り合わせられておりレトロな感じで粋。女子はこれでノックアウトやられました。甘くておいしかったです。
大正時代から代々お宿の方が守り、大事にされてきただろうもの、こと、そのひたむきな感じがお布団を敷きに来てくださった方々のひとつひとつの無駄のない所作とか、全体から、歴史、重み感じで沁みました。湯檜曽でヒソヒソと沸いていた源泉みたいにこれからもその感じを守り続けていただきたいです。
ふっかふかのお布団にくるまって川の音をききながらちょっとだけと思ったら気持ちよすぎて起きたら深夜一時でしたが入りたくなったらいつでも湧きたて新鮮な源泉を浴びれる幸せ。
ただ、男女入れ替え制でタイミングが合わずタイルのお風呂には入れなかったのが唯一心残り。スキージャンプの絵も愛でながら入りたかったな。
都会で時間に追われて働いている人にぜひ来てみてほしいです。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年05月