４月２２日の深夜に家内と二人でチェックインし、翌朝、朝食をいただいて９時過ぎに出立しました。予約は２２日午後、当日に行いました。
　遅い到着だったのにもかかわらず、フロントの男性はたいへんていねいに応対してくださいました。
　部屋はダブルのＣでした。ドライヤー、耳かき、スリッパの中敷き、靴除菌乾燥機、空気除臭清浄機、備長炭。部屋は狭く、ユニットバスは超コンパクトでしたけれど、これらのアイテムに加え、エレベータの中にまで貼ってある、ホテル側からの心づくしのご挨拶や提案の文言が、ひとつひとつなごませてくれました。
　特筆したいのはベッドの寝やすさです。このベッドの固さ加減はとても良かったです。ぐっすり眠ることができました。
　朝食を洋食でとろうと思って、チェックイン時に聞いてみたら、パンが業者から届いていないので、一人分しか用意できないけれども、もし夜中に届けば二人分間に合いますとのことでした。いざ朝になってみたら、残念なことにパンは届いていなかったので、一枚を二人で分けたのですが、そのおいしかったこと！　ビジネスホテル系の朝食でこんなパンが食べられるとは思いませんでした。「せめてスープだけでも飲んでいってください」と張り紙がしてあるほど思い入れたっぷりなミネストローネも朝食でいただきましたが、まちがいなくホテルで作っているものだと思います。おいしかった。コーヒーも上手でした。
　朝食をとりながら、入り口付近のプランターの植物に水をあげているフロントの男性の姿が目に入ったのが印象的でした。この姿がこのホテルのホスピタリティを象徴していたと思います。
　ビジネスホテルの設備であるにも関わらず、ホテルマンの心遣いはとても暖かく、和室もあるとのことなので、次回桐生に来るときは、また利用しようと思っています。
　最後に一言。ここまで心遣いのできる方が運営していらっしゃるのですから、造花と植物を混合して飾るのはやめて、すべて植物にした方がいいと思いますよ。