両親の結婚記念日で、別館季がさねで、ゆっくり寛がせていただきました。お風呂も広く、混みあうこともなかったので、時を忘れて湯に浸ることができ、露天からの景色もよかったと言ってました。また、料理に関しても刺身は鮮度もよく甘かったですし、和牛の焼霜・鯛の塩釜は、子どもたちがものすごい勢いで食べ、親の口に入らないのではないかと思うくらいでした。ほんと塩加減もよくおいしくいただくことができました。
　この一点を除いては・・・。チェックインの際、いくつか料理を選ぶことができたので、思い思い、食べたいものを選び楽しみにしていました。しかし、席に着くと鍋は全員カニの粕仕立てになっていました。これに関しては違う旨を伝え、対応していただきました。凌ぎは、全員、料理長自慢の秋鯖の焼松前寿司を選んでいたのですが、いくら待っても出てこなかったので聞いてみると、二者択一の蓮根うどんでもない、全く違ったものが凌ぎとして出されてたのでした。違うもので対応するのであれば、その旨を伝えるのがホテル側の務めなのではないでしょうか？最後のデザートにしても、こちらの希望したものとその数が逆転してでてきたものを見た時、あきれてしまい、さすがにこれも違うでという言葉をなくしてしまいました。これでは、事前に聞く意味が全くないですよね。
　帰りの車中、お風呂もよかったし、食事もおいしかったわ。ただ、間違えがなかったら、よかったのにね。それが残念だったわと、寂しそうに話していました。