10月17日に本館に宿泊しました。シングルで予約していたのですが、チェックインが22:30PMだったのでツインにアップグレードしてもらえました。ホテルによってはチェックイン時にアップグレードしたことを告げられることがありましたが、ニューグランドでは何も言わずにさり気なくしてくれました。また、さすがに昭和２年建築の本館建物は重厚感があります。見た目の些細な所を取り上げれば最新の現代建築のような綺麗さでは劣りますが、室内に入った時の静かな落ち着いた感覚は数段勝ります。多分現代高層建築の構造と異なり、分厚いコンクリートの床や壁で囲まれた室内の遮音性の良さが感覚に訴えてくるのでしょう。浴室などは新築のホテルに一歩劣るかもしれませんが、室内の広さ、天井の高さは十分に合格でしょう。また、最近のホテルはだいたい間接照明にしていますが、ニューグランドの本館は当初から使用されている天井吊り下げ型の照明だったのも新鮮でした。ベットサイドのコントロールスイッチでの操作は、この天井の照明と入り口の照明だけで、それ以外デスクなどの照明は個々に操作しなければならなかったので人によっては不満が出るかもしれません。今度は仕事ではなく、プライベートでゆっくりと泊まってみたいものです。