脳梗塞の後遺症で半身不随の父を連れて、母と私の3人で宿泊しました。車椅子が動かしやすい様に大変広いお部屋を用意して頂き、父も喜んでいました。ですが、父は元々体調が優れなかった事もあり、貸切の家族湯で湯あたりを起こし意識を失い、救急車で搬送される騒ぎになりました。搬送先は20㌔以上離れた別府の病院しか空いてなく、様々な検査を受けた後、宿に戻った時は既に夜中の1時を回っておりました。スタッフの皆様は嫌な顔ひとつせず玄関で宿の車椅子を準備して私達の帰りを待って下さってました。また、「支配人からの伝言です」と言うことで、「大変お疲れでしょうから、明日の朝食は何時になっても構いません。チェックアウトも11時を超えても構いません。清掃が入るギリギリの14時までいて下さって構いません。どうぞゆっくり身体を休めて下さい」とのお言葉を頂きました。涙が出るほど有難かったです。また意識を失い家族湯で倒れた時、タオルやマット、浴室チェアーを汚してしまったので、せめてクリーニング代をとチェックアウト時に申し出たのですが受け取って頂けませんでした。「受け取って頂かないと私が母に叱られます」と申し上げると、「では、お母様にはクリーニング代は渡したよ、仰って頂けば結構ですよ。」と頑として受け取って頂けませんでした。クチコミで、スタッフの接客が素晴らしいとの評価が多数ありましたが、全くその通りでした。救急車騒ぎで大変な旅になりましたが、支配人をはじめとするスタッフの皆様の温かい心配りに触れられ、良い思い出となりました。結局、父は今体調は壊し入院してしまいましたが、退院出来たら今度は体調を整え、また泊まりに行かせて頂きます。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年11月