この度は大変な近況の中、当館までお越しいただき
ありがとうございました。
料理の味付けがサンスベリア06様のお口に合っていたようで安心しました。
ご同行の皆様のお口にも合われていたようであれば
幸いです。
サンスベリア06様がご宿泊された秋のメニューでは
王道の「土瓶蒸し」が皆様からたいへん好評をいただきました。
そして、今季の冬には私が自信をもっておすすめする
飛騨の冬野菜の代表である旬の「飛騨葱」の甘さと
「飛騨牛のすね肉」を使用しコクを引き出した
饗家オリジナル「冬の和風スープ」をお出ししております。
饗家では季節の王道料理などの「クラッシックな部分」と自由な発想で作る創作的な「オリジナル性」の
バランスの取り方を重視しておりますので
王道料理のなかにも新しさやオリジナル性を発見していただければ作り手としてたいへん嬉しく思います。

食事処（山草庵）で流れる音楽についても
コメントをいただきましてありがとうございます。
150年前のケヤキ造りの山草庵。その木々に囲まれた
吹き抜けの空間では夜はジャズのテイストがよく合い、
山々の風情と澄んだ空気が流れる朝はこの土地の歴史ある慣れ親しんだ民謡がよく合います。
朝の料理は音楽と同様に夜とは違い、郷土食にガラッと変化させておりますので
民謡を聞きながら「奥飛騨」に来たことを五感で味わっていただければ幸いです。

季節を変え、サンスベリア06様のまたのお越しを心よりお待ちしております。

主人　江間敦