久しぶりに利用し、改装を含めた変化には満足した。

客室リニューアルは、インテリア、照明など、清々と整備され全日空ホテルらしさがあった（予約はリニューアルしていないプランであったが、リニューアル済客室に通していただき感謝）。特に、ベッド上へのダウンライトは使いやすく、照明設計への配慮を感じた。また洗面所は明るく、清掃も大変行き届いていた。

スタフは若返りが進んだのか、特にデイシフトでは、若い女性が多い。ベルでは多少スタフのペースが優先されるところがあった。今後の経験で力をつけてくれると思う。（例）フロア全体を見渡す余裕があまりないように見受けた。チェックイン時の男性ベルは、靴ひもがほどけていた。現場に入る時の身だしなみチェックは、見た目の問題だけでなく、客の安全にも関わる点として注意されたい。

レストランは、VOIRと愛宕のランチを利用。VOIRのパスタランチは、メインに工夫が欲しい。価格は手ごろでも、さすがホテルのランチと感じさせるパンチに足りない。多少油が多いか。デザートのチョコレートケーキはホテルらしい。VOIRのスタフは、できるだけ居心地の良い空間を作ろうとコミュニケーションに努力されているようだ。が、観光ポイントの説明に自ら関わろうとしたにも、「えーと、うーんと」と悩んでいる時間が長く、客側の時間を無駄にしていることに気づいていない様子。多少ゆとりがなかったタイミングだったかもしれない。

愛宕のランチは特選和牛を選択。飲み物の紹介では、ワインリストをお願いしない限り「グラスワインは赤と白」という一方的な説明のみ。ホテルでは、ランチとはいえ、いろいろなシチュエーションがあり得るので、一方的一律のサービスではCSは得られない。また、スタフの身だしなみの乱れも気になった（例）メガネの汚れ、女性スタフの靴の音。

最後に、警備上と施設管理の問題を一点づつ。１階フロント奥の化粧室（女性）で洗面場（手ふきフォルダー前）の床に腰を下ろしタバコを吸っている３０代女性あり。火災予防上大変問題と思う。見回りの強化をお願いしたい。同お手洗いの中、向かって右の個室内左のペーパーホルダーに異音。清掃スタフの施設管理視点を養われ、異常報告がラインにあがるよう期待する。以上