当日午後にこの素泊まり5400円という表示のプランで申し込みました。この時点では他のプランの表示はありませんでした。しかし決済の時点では、宿の説明では「1名1室利用だから」との理由で料金は1万800円になりました。1名利用で検索して表示された「5400円プラン」なのに、1名利用だと表示価格の2倍、つまり架空のパートナー料金が発生します。

そこからバスで宿にたどり着いたのですが、まず周囲には夕食をとる場所はありません。別のホテルに併設されたコンビニを紹介するのですが、山の中の暗い夜道を歩いて行っても、もう食事類は何も残っておらず、夜中に部屋でカップ麺を啜ることになりました。
さらに修学旅行の小学生と同宿なのですが、小学生の修学旅行が賑やかなのはこれは仕方がないことです。しかし廊下の向かいは教諭たちの部屋だったのですが、その教諭たちまで夜中の22時を過ぎても廊下で大きな声で話すので、その声は防音ではないドアからうちの部屋を直撃します。
ちなみに「貸切ではない」と学校側には伝えてあるそうですが、教諭がこれではどうにもなりません。
風呂も17時から20時までが修学旅行専用で、掃除は翌朝10時とのこと。貸切浴室利用は有料で1時間2500円、自室のお風呂は温泉ではありません。もう入浴する気にもなりませんでした。

失敗点は3点で、教諭たちが貸切気分でいたこと。宿側もフロントにいれば客室の個人客がどうなっているのか分かるはずなのですが、この防音設備なんかない施設でも空室の損益補填のためには貸切にせず、しっかり2名分の料金まで取る。そしてこの立地と設備と学校側の条件を予想できなかった自分の読みの甘さ。

唯一良かった点は、教諭が夜中に自販機で酒類を買い込んでいたのですが、向かいの部屋で宴会にならなかったことでしょうか。

山の中なので他の施設に移るわけにもいかず、1万800円をお支払いして、廊下の声と建物の振動が響く部屋でカップラーメンを啜って、始発のバスで帰って来ました。これがこのプランの顛末です。
さすがわ老舗の施設、こんなプランでこの料金でも、施設のネームバリューで顧客は満足すると考えているのでしょう。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地1
• 部屋2
• 設備・アメニティ-
• 風呂-
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2018年09月