以前から数回利用していたが、今回は何十年ぶりかで宿泊する事になった。当時と同じ佇まいとお部屋に経営的にお金をかけたくない消極的な考えが見える。ホテルとしては見栄えもよくないし、全体的に暗いイメージである。風呂は水道が漏れ出ており、ここにもお金をかけたくないという経営体質が明らかである。露天風呂につながるドアは腐食が酷く、開けにくい。付近の宿泊施設は経営破綻した所も多く、投資したくないのはわかるが、３０年以上ほとんど手を掛けていないので、いい加減リニューアルしては如何か？食事面では相変わらずビーフシチューはおいしく、天ぷらも揚げたてでとてもおいしい。料理に関しては以前と同じように満足できる。熱いものは熱いうちに提供するというスタンスは評価できる。また、ホールスタッフの対応は日本人の方ではなかったが日本人より細やかで、驚いた。温泉は硫黄泉にしては珍しく、強酸性の草津などと比較して中性に近く、とても柔らかい。この点は温泉組合を通してもっと世間にアピールし、温泉の優れた特徴をアピールすべきであろう。完全かけ流しの温泉で、とても良い気分で過ごすことができた。施設面での魅力はないが、ここは人でもっている宿であり、また行きたくなる不思議な魅力を持っている。

評価

• 総合3
• サービス5
• 立地3
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂3
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年05月