みの白鳥の老舗旅館。昔の映画に出てくるような典型的な日本の旅館という感じです。建築が古く年季が入っていますがよく手入れされていてきれいです。また客室は、帳場、調理場、大広間のある母屋を抜けた先の離れにあり、母屋と離れとの間にある中庭の池を小さな太鼓橋で渡るという大変凝った作りになっいます。私が泊ったのは橋を渡ってすぐの場所で、床の間のある落ち着いた畳の部屋です。お茶を飲んでいると、他の部屋でガラガラと引き戸を開ける音や、太鼓橋を下駄で渡る音、母屋で忙しそうに食事の支度をする音などが適度に聞こえ、「あァ、旅館だな～、いいな～。」と幸せな気分になりました。お風呂も小じんまりとしていますが込み合うことなく、清潔でいいお湯でした。「浅野屋」の染め抜きのある浴衣に着かえ、食事は広間で頂きました。山女魚、飛騨牛、山菜、刺身などの料理はどれも美味しく確かな腕前を感じました。部屋に戻り、「白山文化の里　しろとり」のパンフレットに目を通していると、毎年8/13～15に「白鳥踊り」という有名な行事が開催されていることを知りました。昨年と今年は残念ながら「コロナ」のせいで中止とのこと。来年は郡上踊りと合わせて是非白鳥踊りも観たいと思います。今度は家族を誘って浅野屋旅館さんに来たいです。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

その他

同伴者

一人

宿泊年月

2021年08月