以前から、一度宿泊したいと思っていましたが、九州は遠く、所用で行く事が決まっていたので、この機会に骨安めにと泊まらせて頂きました。見渡す限り360度のパノラマのロケーションの素晴しさ、正に自然との共存のコンセプトのままの木の香りのする部屋に間接照明、稲星の湯では夕焼けを見ながら露天に入り、美味しいフレンチの夕食にワイン、寝る前のアロマリフレクソロジーの癒し・・九州の旅の終わりに相応しい1日となりました。特にリフレの方は出会いの記念にと、本当に丁寧で想像力のあるやり方で感心しました。だからこそ！残念でならないのが、行き届かないサービスでした。まず着いてすぐ、ベルボーイ（ガール？）が荷物を持ってくれません。研修中の方のようでしたが、何をするでもなく立っていたのでは、何のためにドアの処にいるのか解りません。送迎バスで行ったのですから、客が降りてくるのを出迎えるのが当然と思います。そして、チェックインの手続きも、待っていろというから待っていれば、最後にされそうになりました。フロントの方は、電話での貸切風呂、リフレの予約に食事時間の調整など、きちんとして頂きましたし、送迎バスの件で相談した方もとても丁寧な対応でしたが、宿泊前の問い合わせの段階でも、スタッフによって対応のレベルが随分違うのが気になっていました。なにはともあれ、着いてすぐの印象は大事です。あと、プランの中に「スタッフとの朝の散歩」と「花公園の入場券」とかいうのがあったと思うのですが、これはホテルからのインフォメーションが全く無かったのですが、どうなっていたのでしょう？これも料金の内ですよね？これに付いても疑問です。最後に送迎バスの運転手は行きも帰りも年配の女性が重い荷物を持って降りるのに苦労しているのに、手を貸そうともしませんでした。これも凄く気になりました。
先に記したように全体としては満足度は高かったのに、肝心のこのレベルのホテル（民宿やビジネスホテルではなく）に求められる質のサービスの部分が気になることが多く、それが残念でなりません。又行きたいと思っているが故にこの点だけは是非、改善してほしいですね。