立地も良く、風情のある旅館ですが、ほんとに古いままです。エアコンも古い。
不衛生ではありませんが、とにかくサービス、センスともに昔のままです。
浴衣はお洒落な物は『有料』です。
無料の部屋にあるものは超ダサい、昔ながらの柄で、センス、努力の無さを感じます。
無料の浴衣でも、今時、もう少し良いものにしておいてもらったら良いのに、と思いました。
汗で濡らしてしまった浴衣を交換して欲しいと仲居さんにお願いしたら、
『本当は旅館として出来ないのだが、こっそり持ってきます。』だって。
こちらも、すこし後ろめたさを感じながら、仲居さんにお願いしてしまいました。
あとから思うと少し、おかしいですね。
これがサービスですか？確かサービス料、取ってますよね。

建物もリアルにレトロで、街路を行く下駄の音よりも上階の足音がミシミシと気になります。
夕食は普通です。朝食は出来合いの物をただ盛り合わせただけ、、、の様な
気がするものでした。中傷ではなく、あくまで感想です。
内湯は桶の小さな露天風呂がありますが、誰も入っていないのが、いいかな。
チェックアウト時にかかわる外湯システムの使い方の説明が旅館から無く、
とても慌てて外湯に行かねばなりませんでした。説明不足を感じました。
城崎温泉は中高年の癒し旅行には決まってここが推奨されていて、
それにつられて行ったのですが、外湯自体の利用システムがあまりゆっくりできるものでは無いように
感じました。とにかく朝10時のチェックアウト後は無料の入湯券が使えなくなるのです。
旅館の説明では無料の入湯券を悪用されるから、とありましが他に解決方法は無いのでしょうか。

山本屋の大女将は最後の最後に出てきての、盛大な送り出しをしていただきました。
以上、城崎温泉と山本屋さんについて述べましたが、家族四人が全員で感じた
素直な感想です。欲張りすぎでしょうか。