【立地】
萩市内でも上級武家屋敷側に位置していることもあり、町並みの散策やショッピングを楽しむことができました。車幅が広い車で来る際は道が狭いので注意が必要です。

【部屋】
皇太子・雅子妃殿下がご宿泊された部屋と聞いていたので、値段に相応しくさぞ立派な部屋かと思いきやただ広いだけの普通の部屋でした。それどころか、いたるところで経年劣化が目立ち、床の間？の電球は壁から飛び出し落ちる寸前、クローゼットの床材は湿気でめくれ上がり芳香剤の匂いが充満していました。他にも入って早々何匹も虫が出てくる、客室露天風呂にまで蜘蛛の卵が産みつけられており気分は最悪でした。庭園は良かったものの朽ちた柄杓が地面に転がっている、窓はきちんと施錠されていない、開けたらロビーから丸見えで閉め切らざるを得ない窓もある。部屋は各客室へ続く廊下の最初に位置しており、扉の上部が開いているため頻繁に通行人の声が部屋まで聞こえてくる始末。とても落ち着ける環境ではありません。

【食事】
夕食の量がとても多く、翌日まで胃もたれしました。味は、この値段でもっとおいしいところはたくさんあったので及第点とは言えません。

【サービス】
部屋に荷物が届いていない、庭園・露天風呂の照明をつけ忘れる（21時前に電話してやっとつきました）、緊張か不安か研修生の表情は終始険しいものでした。女将さんの説明、応対全てが流れ作業。五千円の宿の方がもっと良い応対をします。施設に来たときは誰の出迎えもなく、お見送りは用件が終わったらさっさと施設へ戻る。

【総合評価】
萩の名ホテルということで周りの評判も良く期待していた分、悪いところばかりが目立ちがっかりさせられました。接客の指導者が不在なのでしょうか、勤務中の私語など従業員教育が十分に行き届いていないように見受けられます。貴賓室とはいったい何でしょうか、相応しいサービスが提供できないのであれば名称を変更して値段を見直すかリニューアルすべきです。出逢いを愉しみくつろぎに身をゆだねるおもてなしの心とされる「北門ステイスタイル」とはいったい何でしょうか。頑張っている従業員さんがいたり庭がよく手入れされているなど、良かった点もあるだけに悪い点ばかりが目につき本当に残念です。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地4
• 部屋1
• 設備・アメニティ2
• 風呂1
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年11月