「きままに一人旅」プランで一泊しました。
部屋の広さ(12.5畳+床の間4畳程度)には、
びっくりしました。座椅子が６つあったので
週末は家族客用とは存じますが、一人で満喫
しました。
前々日には、熊本の細川刑部邸に訪れ、前日
には、鹿児島の仙巌園の島津大名家、江戸期
でも部屋は８～１０畳間で、床の間を合わせ
れば１２畳程度の部屋に、今まで６畳間にし
か住んだことの無い自分には妙な嫉妬があり
ましたが、この部屋には感激しました。
また、川沿いで、向かいには玉の湯の前庭？
があり、自然溢れ情緒たっぷりでした。
湯布院駅から徒歩で行け、金麟湖は徒歩２分。
露天風呂の砂利は、歩くと心地良かったです。
沈めてある岩は、座るにはゴツゴツしてて、
砂利に座ろうすると溺れてしまう、不思議な
露天風呂でした。
朝食の御飯が柔らかく炊いてあり、普段朝食
を食べないのに、二杯完食してしまいました。
ご馳走様でした。
接客に関しては、純和風の日本旅館さながら
女将と女中のお迎えにと連想されていれば、
拍子抜けするかもしれませんが、必要最低限
の接客というところでしょうか。
古き良き旅館というよりは、風情を守る若者
ががんばってる旅館という印象です。
配膳途中に部屋まで通してくれた若い女性の
方、どうも有難う。朝食の配膳をして頂いた
若い男性の方、めっちゃ爽やかでした。
湯布院には久大本線で電車に揺られ訪れまし
た。途中、帰宅途中の女子高生が「クラスの
子が湯布院は田舎だと馬鹿にする」という話
をしてるのが聞こえてきました。そんな女子
高生の内心を、この旅館の若者が代弁してる
ような感じに思えました。
一時の贅沢を有難うございました。