【秋の味覚づくし会席】ホテル人気味覚プラン！クエ・太刀魚・紀州鯛・熊野牛＜食事処＞をチェックイン2週間前に予約して利用。

部屋から見えるビーチは本当にきれいで、白浜の名に恥じないと感じた。
ホテルの施設も、ところどころ老朽化は感じるが許容範囲内で、これならまた利用したいなと思っていた・・・・が、しかし。

夕食になって、基本的に事前の予約内容の通りの料理が運ばれてくるのだが、紀州鯛（・蒸し物　紀州鯛養老蒸し）が出てこない。当日のお品書きにもちゃんと「・蒸し物　紀州鯛養老蒸し」と書いてある。で、何故か茶碗蒸しが出てくる。給仕に聞いてみると、なにやら厨房に確認しに行った。で、その回答が「1週間前にメニュー変更しまして、紀州鯛養老蒸が茶碗蒸しに変更となってます。お品書きの印刷を変更し忘れてました」とのこと。その説明で終わりで、その後の手当は一切なし。

この回答・対応には正直、あきれた。印刷の問題ではないだろう。わざわざ料理のプランを1ランク上げての宿泊であり、事前に合意した料理内容があるにも関わらず、説明なしで一方的に客にとって不利益変更したことが問題なのだが。プラン名にすら入っている紀州鯛が提供できないというのは、明白な契約違反である。

紀州鯛養老蒸が特においしくもない茶碗蒸にランクダウンしたこと自体も問題だが、それ以上に問題なのが、それを黙って押しつける態度である。こちらから聞いて、上記の回答である。何も聞かれなければよいと考える態度。聞かれても、特に謝罪することもない態度。これがこのホテルのサービス姿勢なのか？　あるいは、調理部門の独断か？

残念の一言である。楽しみにしていた養老蒸が食べられなかったことよりも、ホテル側の傲慢な態度に憤りを覚える。たとえ材料を切らしたとしても、料理のランクがダウンすることがあってはならないし、ましてや説明なしでの強行はありえない。客の気分を害さないよう、他にいくらでもやりようはあったはず。

せっかくの休養の時間が、怒りの時間に変わってしまう残念な旅行となった。この件が改善されればまた利用したいと思うこともあるかもしれないが、そもそも改善されるかどうか知りようもない。わざわざ一宿泊客に何故このようなことが起こったのか経過報告をしてくれるとも思えないからだ。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2015年09月