ホテル、というよりも、普通のビジネスホテル。ホームページの写真と比べて、かなりの差があり、驚いた。イメージどおりだったのは、エントランスだけ。どこかのショートステイマンションみたいな風貌の外観とホームページの客室の写真はだいぶ違っていたし、部屋の広さも広角レンズでごまかしている。良いところを強調するのは良いが、広告のウソはいけないとおもう。さらに、エコエコとうたっていて、１０時以降のエレベーターが停止されたり、トイレットペーパーは前の人が使っていた残りだし、カードキーをいれないとトイレの換気の電源まで切れてしまうあたりは、「はぁ？」と思いつつ、まぁまだなんとか許せても、コップやお茶を用意しておきながらミネラルウォーターは用意しておかないところに多少のいやらしさを感じた。大阪は水道水が汚染されていることで日本一と言われている。水道水沸かして飲めは他のビジネスホテルでもイマドキありえない。結局、自分で水を買いに、階下のコンビニに走ることになり、その結果、コンビニにいって水買って帰って沸かすくらいなら、そこに売ってるお茶を買ったほうが早い、という流れになることを計算してのホテル都合の「コスト削減」なんだということがみえみえだった。「エコ」と「ケチ」を完全に間違えている。ホテルの命であるおもてなしの気持ちの部分まで削るとは、ホテルを生業としている人間として、はずかしいとはおもわないのだろうか。地球に優しいは、あくまでも、お客様に負担をかけない形でのエコにするのがスマートだと思う。これじゃあ、エコで省エネしたコストは全部ホテルの懐に入るのはみえみえ。大阪人の経営センスを今まで尊敬していたが、プライドもここまで落ちたか、とショックを受けた。人件費削減も力をいれているらしく、朝食バイキングでのスタッフは面白くなさそうな顔で、客を迎えていた。他のホテルにすればよかったと後悔した。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地3
• 部屋2
• 設備・アメニティ2
• 風呂3
• 食事2

宿泊年月

2009年09月