母と二人で連泊させていただきました。お世話になりました。
清潔な畳の部屋と襖の部屋は、まるで我が家で過ごさせていただいたような感じです。水回りもきれいで（私にとってこれは重要！）嬉しかったです。
この季節、庄内地方は突然の雷雨が襲うことがあるようで、宿泊期間もスコールのような雷雨を体験しました。雨で靴がぐしょぐしょになってしまった私の靴は、女将は新聞紙で水を吸い取ってくださっおかげで、翌日は乾いた靴で快適に出かけることができました。おそらく、何度も新聞紙を取り替えてくださったのだと思います。ありがとうございました。
また、親孝行も兼ねた旅でしたが、母が鶴岡市内を観光中、雨のためか、すべって転んでしまい、体を支えたために右手首を強くねじってしまいました。宿に戻ってきたら、かなり腫れてしまって、母は元気がなくなるし、私も雨を恨むわけにもいかず、途方に暮れてしまいました。でも、そんな時、やはり女将がすぐに湿布と包帯をしてくださり、もしよくならなかったら、翌日整骨院に行くようにと、病院も紹介してくださいました。幸い、一晩3時間置きに湿布を変えたら、翌日はだいぶ腫れも引いて、翌日も観光を続けることができました。しかも、若主人は、母のことを心配して、車で送って下さいました。旅先でのアクシデントは本当に心細いものです。お二人の優しさには救われました。ありがとうございました。
食事は、羽黒山ならではの料理で、めずらしい食材を堪能しました。右手が不自由になった母のために、おにぎりを用意していただいたことも、有り難かったです。
もともと、羽黒山という場所柄、シティホテルのようなサービスは望んでいませんでしたので、当地の重厚な雰囲気を十分に堪能しましたし、それ以上に「おもてなし」の気持ちをいただいて、楽しい旅になりました。
本当にお世話になりました。
雪になる前の庄内地方では「弁当忘れても、傘忘れるな」という言葉があることを鶴岡駅の近くで話したおじさんに伺いました。旅する方は、どうぞ気をつけてください。

【ご利用の宿泊プラン】
スタンダード１泊２食付ご宿泊プラン
和室６～１２．５畳