お風呂は本当に最高です。
お湯の泉質は、さすが宣伝の通り日本有数です。あれほどの酸性かつ硫黄を含み、大自然に包まれた温泉は、日本でも本当に数えるほどしかありません。手にすくったお湯が濁りすぎて手の平すら見えないお湯は、本当にかけ流しかと疑うほどの濃さです。
残念ながら満天の星空は雲に遮られてしまいましたが、ここは最低でも数日間は滞在しなければならない温泉だと実感しました。
本館に泊まりましたが、施設自体は時間の流れに従った劣化はあるものの、一定の清潔感は保たれていました。ただ、ウォシュレットなど近代設備はありませんでしたので、そういったサービスを求めるならば「湯房」へ、ということだと思います。
食事は朝晩バイキングでした。誤解を恐れずに言えばファミリーレストランです。メニューは種類も豊富で、あれもこれも手を出したくなるような内容ですが、古典的な和風旅館の味を求めてくると、肩透かしを食らうことでしょう。しかしながら、地産地消を心掛けた食材も一部にはあるので、トレーに取る料理によっては、ある程度の地方の味を楽しめるかと思います。
とにかく、この宿は温泉です。温泉以外の楽しみを求める人は、旅行会社の勧める大衆旅館に行かれた方がいいでしょう。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2011年05月