三国峠の先、苗場に立地する歴史あるお宿で、越後湯沢駅からの路線バスで50分弱の浅貝バス停のほぼ目の前にあり、路線バスの本数があまり多くはないため、駅との送迎もあり助かりました。

館内はカーペット敷きの和モダンな感じで、歴史を感じる調度品の展示などもあり趣のあるお宿でした。

部屋は「月見庵」で、基本的に申し分ないのですが、窓の外の下に業務用室外機らしきものが置かれているのか、ウォォォォ～ンという動作音が定期的に響いてきたのは少々気になりました。

本館内の大浴場は部屋数に比すと狭いものの、離れにある露天風呂はかなり広く開放感もあり、どちらも夜通し入浴ができるため、時間をずらせば独占状態で入ることができました。また、本館から離れ棟へつながる屋根壁ありの木造の渡り廊下は、なんだか気分が高揚しました。

夕朝食はバイキングでしたが、夕食には別に牛しゃぶしゃぶと刺身、カニの半身が用意されいて、バイキングと合わせてとても食べ応えがありました。ただ、感染症予防のためせっかくビニール手袋を用意しているにも関わらず係の方からの指示はなく、マスク着用もアルコール消毒器による手の消毒も案内がなかったのは、安全管理体制として問題に感じました。
また、食事会場でスキー帽を被ったままのグループや、スマホで音声を出して動画再生する家族連れなど、気になる行為の客が見受けられたのも少し気になりました。

とはいえ、宿の感じは全体的にとてもよく、従業員の皆さんの対応もてきぱきとしており、食事もおいしく、ゆったりのんびりとくつろぐには最適で、機会があれば是非また利用したいお宿だと感じました。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2023年12月