外観を見て「…。」というお気持ち、大変よくわかります。。。
　当館はおかげさまで今年開設50周年を迎えました。これもベルグを愛し、応援してくださいました多くのお客様のおかげと心より感謝いたしております。
　現在の建物になったのは二代目が小学生のときですので・・・築４０年が見えてきております。
　先代の父は７９歳になった今も現役の山男。スイスで三角屋根のチロリアンホテルを見たとき「これだ！」と思い現在のベルグハウスが誕生したのだそうです。
　とはいえスキーブームが始まるちょっと先の建設。鉄筋コンクリートの建物を建ててくれる業者を探すところからのスタートだったそうで、外観はチロリアン、なのにお部屋はすべて和室６畳間で、素敵な木枠が飾られた窓の内側には障子がづらり。。。という状態でした。
　
　先代から引き継いだ後２００２年から少しづつ続けてきましたリニューアルは、ベルグの原点に返り「山岳ホテル」にふさわしい姿になることを目指して積み重ねて参りました。
　ラウンジは、とにかくこの景色を満喫できる空間にと壁のほとんどを大開口の窓にし、ウッドデッキのテラスには木製の椅子とテーブルが並び高原の風を満喫していただけるようになりました。
　この度の客室リニューアルは、素晴らしい景色を隠してしまっていた障子を取り外しお部屋に入った瞬間に山々の姿が目に飛び込んでくるようにしました。ラウンジ同様梁のある山小屋風の素敵なお部屋になりました。
　お料理も開設以来ずっと和定食だった朝食を「高原でいただく朝食ってどんなお料理だろう？」からチームみんなで考え直しテーマを『ハイジの朝ごはん』としました。
　しゃきしゃきの高原野菜、白馬で生まれた新鮮卵、焼き立てのパン、アツアツのポトフなどを取り入れ、ご飯が好きという方も当然おられるだろうとご飯やお味噌汁、ご飯のお供などもご用意いたしております。
　夕食の「創作料理：栂池デリシア」も新しいメニューにどんどん挑戦し、お客様にご意見を伺いご助言いただきながら進化を続けています。
　
　とことん山と自然を噛みしめる時間にこのベルグを使っていただければと思っております。

　売店で販売しているシュシュは当館スタッフsonoちゃんの手作りです♪
　きれいな生地や着物の生地までもシュシュやリボンゴムに変身させてしまうsonoちゃんの器用さには脱帽です。世界に同じものが二つとない逸品ですよ♪「お客様が喜んでくださるからやめれないですよぉ♪」と嬉しそうなsonoちゃんです。
どうぞまたご家族皆さまで遊びにいらしてくださいね。

　スタッフ一同心よりお待ちいたしております。