嬉野温泉大正屋と言えば敷居が高く、なかなか泊まれないお宿なのでとても楽しみに伺いました。チェックイン時間より少し早く到着しましたが気持ちよく迎え入れて頂き、おしぼりと梅昆布茶のおもてなしに、対応された仲居さんも若いのにとても丁寧で教育も行き届いているなと感心しました。部屋はユニットバスでしたが温泉が引かれており、いつでも温泉に入ることができます。浴衣は各サイズが部屋に準備されており、わざわざフロントに言わなくてもジャストサイズを選ぶことができてよかったです。また、大浴場には替えのタオルも設置されているので何回入浴しても綺麗なタオルを使えるので温泉好きにはとてもよいサービスだと思います。しかし、翌日の朝食はとてもがっかりな内容でした。部屋に嬉野棚田米の案内が置いてあったのですごく期待して行ったのですが、時間が最後の枠だったからか炊き立てでもなく至って普通で自宅で食べるご飯の方が美味しいねと嫁と苦笑い…さらに、仲居さんから温泉豆腐を準備しますと案内があったのですが、待てど暮らせど出てくる気配がなく、すでに出されていた料理を完食してもこなかったため、温泉豆腐は結局食べられないままでした。仲居さんは何度もテーブルにこられたのに、手付かずの温泉豆腐用薬味は目に入らなかったのでしょうか？チェックアウトの際も特に触れられず、恐らく食事の片付けの際も気づかれなかったのでしょう。高級旅館と期待して行ったので最後はすごく残念な気持ちで宿を後にしました。充実したアメニティは高評価ですが、それ以外については値段の割に…という感じです。部屋数も多いわけではないですし、宿泊費も決して安くはないのでもっと客に対する気配りがあるといいのになと思いました。

評価

• 総合2
• サービス3
• 立地3
• 部屋2
• 設備・アメニティ4
• 風呂3
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年02月