ゴールデンウィーク中で料金高めは了解すみだが、食事がお粗末。特に夕食。旅館の玄関前の道路近くに写真入りで「今月のお料理」があったが、あれはてっきり3000円程度のランチメニューと思っていたらそれが夕食のスタンダードメニューで唖然。
夕食会場に着いたら松花堂弁当式に料理が盛り込まれていて全部冷え物。品書きでは丸茄子味噌焼きを「焼き物」、ひじき豆腐を「蓋物」で名乗っていたが完全に冷えきった料理。ひじき豆腐は蓋付きの器に入っているわけでなく、弁当箱の中。松花堂式弁当箱を除いて後から用意された温かい料理は「吸い物」のハモしんじょと「強肴」の和牛陶板焼き。これで料理はお仕舞い。弁当箱にお上品に盛り込んだ料理だからほとんで量もなく、日本酒を美味しく飲みたかったが料理が悲しいので諦めた。それ相応のお金を受け取るわけだから、せめて「揚げ物・蒸し物・おしのぎ」程度を付けてはいかが。最後に白飯を出したが香の物が添えられるだけで赤だし等の味噌汁はなし。これまでかなりの温泉宿に泊まったがこれにはびっくり。品書きをよく見るとハモしんじょは「吸い物」扱いで「椀盛り」になっていない。ならご飯と一緒に出して欲しかった。
温泉と料理を楽しみに東京から行ったがあまりにも悲しかった。あるいは嬉野ではこれがおもてなし料理なのだろうか。
なお前日泊まった雲仙温泉が非常に快適、特に料理が見事だったのでかえって印象が良くなかった。本当は評価を１にとも考えたが、お風呂の湯とフロントの女性スタッフ、そして朝食の湯豆腐が良かったので総合評価を２にした。それなりの金額を取るのなら夕食を充実させて欲しい。なお、ゴールデンウィークで椎葉の湯が大混雑と言われて行かなかったことも付記しておく。

評価

• 総合2
• サービス1
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

友達

宿泊年月

2022年05月