離島の風情が好きで菅島を訪れました。
期待にたがわず新鮮でボリュームたっぷりの海の幸が目の前に並びました。
ヒラメの姿造り、伊勢海老の刺身と炭火焼、メバルの煮付け。
アジにいたっては漁師に『釣り締めで』と注文をつけて仕入れるというこだわり様。
海老入りの茶碗蒸しや自家製のノリの佃煮など、小技も利いています。

女将さんは、民宿でイメージしがちな『威勢の良いお母さん』ではなく、
こちらのペースを尊重してくれるタイプで、しかし尋ねると魚介のことや
島のことを詳しく教えてくれる、客との距離の取り方が絶妙なお母さん。

施設は年季が入っていて、こじんまりとしているが丁寧な掃除とメンテが。
離島の民宿に泊まって、施設が古いだの虫が一匹入ってきただのと
口コミに書いてしまう人は、そもそも行き先の選定を間違えています。

お風呂は階段で半地下に降りていくような配置で、ちょっとした隠れ湯感覚。
利用時間は16～21時。

綺麗なだけの普通のホテルに飽きていて、海の幸が好きなら是非往訪してみてください。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2015年09月