海南からの国道370号は、3ケタ国道としても道幅狭く、ほとんどセンターライン無しの1.5車線なので、運転に慣れていない人は大変だろう。標識は要所に出ていて良し。
旧館の部屋はいかにも昔の公共の宿と言う感じで少し古めかしいが問題なし。強いて言えばベランダをもう少しきれいにして欲しい。川向こうが道路ですが、交通量が少ないのでいいとしても、川から道路までコンクリやブロックの護岸なので風情に欠ける。浴衣は公共の宿とは思えぬ緑色で、目に鮮やか。子供用の水色のもかわいかった。
夕食は一番安い「かじか膳」でしたが、山の宿のわりに海の幸が中心でした。量は少し少ないかな、程度ですが「自慢の会席料理」は言い過ぎか。朝食は量も充分。
温泉は本館は19時まで、新館は23時までと朝6時半から。硫黄泉とのことですがいわゆる硫黄臭はなく、濁ったり、湯の華が析出したり、ヌルヌルしたり、ということもなく特徴に欠ける。本館はジャグジ付ですが少々塩素臭がしたような。新館はサウナ・露天付ですが、サウナは2人用など全体に狭く、夜は宿泊客が集中して混雑。土曜日は本館も遅くまで開ける等の対応が必要では？