この度は、里の湯　和らくをご利用頂きまして誠にありがとうございます。
内湯付きの客室Ａタイプは現在の流行の露天風呂付きのお部屋の、その開放感のあるイメージにおされ、どうしてもその情緒ある良さをアピールする事ができず宿としても自慢の部屋の良さをお伝えするのに苦戦？しております。
和らくの２室の内湯付き客室Ａタイプ【むらさき・ほのか】の名称の由来は、春に客室の清流側に咲く【野桜】と【山藤】の艶やかな色と客室内まで香るほのかな香りからとったものです。内湯付きとはいえ、もちろん源泉のかけ流しの浴槽は、その２つの春の花を眺める事ができ、川の清らかなせせらぎを聴きながらゆっくりとした入浴をお楽しみ頂けます。
また今流行のご夕食のお部屋だしにつきましても、料理を拵える厨房からのバッシング（道通）を考慮した場合、暖かいものや冷たく冷やしてお召し上がりいただきたいお品が、どうしてもお部屋までお運びする間の時間が料理を手がける職人の意思と反し、ベストの状態でお客様の前に運ぶ事が困難と判断したためです。
また、和らくの最大の売りは全客室と全食事処の【囲炉裏】をもうけておりますが、実際社員で客室の囲炉裏で焼き物を試食した際、部屋中に煙と香りが充満し一晩中その香りが取れなかったのを経験し、常設する浴衣を２枚にしたり、換気扇を大型のものに変更したのですが、完全に解決に至らなかったため、やはりお食事は別棟でお召し上がりいただくことを決定いたしました。
ご要望を多くいただいております【お部屋だし】につきましては、今後経営者とも検討して改築等の際に１番に考慮させていただきますので、その際はホームページ等でもご紹介させていただきます。
来る９月には、以前からご要望が多かったカフェ・バーが完成いたします。是非、和らくのお近くにお寄りの際にはお立ち寄り下さい。