ヒトクチに言えば愛情を味わいに行くお宿です。すばらしいの一言に尽きます。

　女将さんをはじめ皆さんのおもてなしはとても細やかであたたかさを感じます。建物も古いですがよく手入れされており、目先の安易な改修を避けて古くからのものを守る姿勢は好感を持てました。

　料理については、土地の名産を一番美味しく食べられるように工夫されていて、量・質ともに誰もが満足できると思います。都市圏からの家族旅行でしたが、同じ国内とは思えない程のコストパフォーマンスの高さを感じました。何度でも行きたくなるお宿です。

　注意すべきはお風呂のお湯の温度です。すぐ近くにある「やすらぎ湯」（足湯）に行けば分かりますが、源泉の温度が非常に高いようです。場合によっては入れないと感じる方もおられると思います。水を混ぜればお湯の温度は下がりますが、お宿のポリシーであえてそれをされていないのだと思います。

　そこでなのですが、夜熱くて入れないと思った方は、朝再チャレンジされることをお勧めします。２つある浴場は夜と朝で男女が入れ替わるのですが、湯温に差があるのです。お試しあれ。

【ご利用の宿泊プラン】
8400円～宿泊ＯＫの一泊二食スタンダードプラン
和室6畳